YZFのタンクシール交換(2001年6月)
先日、1週間程乗っていない状態でガレージに入ったら妙にガソリン臭い状況。
何気なしにサイドスタンドを見るとコンクリート面に何かにじんだようなあとがある。
たどって上を見てみると何か液体が付いており、指に取って匂いを嗅ぐとやっぱりガソリンだった。
タンクを外してみるとタンク底面の燃料ポンプとの合わせ目からガソリンが漏れていた。
常識範囲内のトルク&対角に均等に増締めをしてみても駄目。
そのため、今回新品のシールとの交換作業を行った。
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写真の右のものが、燃料ポンプとタンク間のシール(新品)。 シールの値段は2000円弱。 固定しているのがプラスネジであったので、今後のメンテ(もう外すことはないかも…)を考えSUSのキャップポルト(M5×15)に変更することにした。ワッシャ、スプリングワッシャも手持ちを切らしていたのでボルトと一緒にホームセンターにて購入。 |
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シールはベースが金属製で、そこにシール材(ゴム)がインサート成型された形になっている。 (内側から5mm程、このゴムに被服された形となっている。) このゴムが、直径0.5mm程のリング状になって盛り上がっており(白い円を描いた部分)、ここでシールするような形となっている。(裏面も同じ) |
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タンクからガソリンを抜いたあと、燃料ポンプを外します。 燃料ポンプの内側は、このようになっております。 シールはこのような状態で燃料ポンプとタンクの間に挟まっています。 今まで使われていたシールには新品のようなシール部の盛り上がりは確認出来なかった。(装着時の締め付けで潰れてしまっているのだろう) 以前バイク屋が整備の時に外して、なおかつシールを交換していないはずなので、その際に当たりが不十分となり今回ガソリンが漏れたものと推定。 基本的にこのシールは燃料ポンプを外した際には新品に交換した方が良さそうである。 |
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燃料ポンプを外した状態のタンク。 ぽっかりと穴が空いています。 ガソリンが漏れていたせいで、この穴の周辺部分の塗装が若干浮いてきていました。 燃料ポンプ、およびタンクのシールとの当たり面周辺をパーツクリーナーをつけたウエスで掃除。 |
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シールを新品に、ネジを購入したものに交換。 (少しづつ対角に締めた) タンクをバイクに組み付けて再度ガソリンを注入。 |