87FZR1000のマフラー補修@(2003年1月)


だいぶ前からFZRのマフラーの腹下の集合部に穴が空いていたので、今回補修にチャレンジした。

穴は1番と4番の集合部分に2〜3mm程度のもの。
たったこれっぽっちでも、低速でバラツキが出るし、怒涛のアフターファイヤー(聞いたことがある人はわかると思う)は出易いしあまり良いものではない。

以前にプラント機器補修用の熱硬化性樹脂のパテを盛ってみたのだが、耐用温度が260℃(一時的になら400℃もOKらしいのだが…)、ということもあり乗っていると樹脂の焼けた臭いがしてたし、ブン回した排圧で2日で剥がれてしまった。やはり温度的に駄目なのだろう。

今回は、耐熱700℃と記載のあるマフラー補修用パテで試してみることにした。

↑の写真のが今回使用したマフラーパテ。補修する部分の錆びをペーパーとワイヤブラシで落としたあとパーツクリーナで洗浄して乾燥させた後にパテを盛った。穴の部分には説明書通りパテを少し押し込んだ。

周りの腐食して肉厚が薄くなっていそうな部分にもパテ盛りをした。

センターパイプの部分は穴は空いていないのだが錆びで肉厚が薄くなっていそうだったので補強という意味で試しにパテ盛りした。

その後、耐熱スプレーを吹いて出来上がり。

ペーパー仕上げすれば綺麗になったのだろうだが、面倒なので指でパテ盛りしたままなのでボコボコした感じになってます。

この後走行していないので、結果は追って報告します。(これで剥がれたら溶接補修かな…)

という訳で暫く乗ってて大丈夫そうだったのですが排圧、振動に耐えきれなかったのか1000kmも走らないうちに剥がれてきました。

その後、補強の意味で金属金網を中に埋め込んで再度パテ処理を実施。
今回塗装処理なしで使っていましたが、雨上がりにバイクに乗ろうとしたところボロッと取れました。
よくよく見てみると水(雨)で膨潤して柔らかくなってました。
塗装して水が浸入しないようにすれば良かったのかもしれませんが、これらの結果から溶接補修することにしました。

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